> 作家:漆芸(漆工) > 幸阿弥(こうあみ)

幸阿弥(こうあみ)

幸阿弥家

幸阿弥家は室町時代中期の東山時代から江戸時代にかけて、足利将軍家、豊臣家、徳川将軍家に使えた蒔絵師の家系。土岐四郎左衛門入道幸阿弥道長を祖とする。

幸阿弥家
幸阿弥道長(初代)、幸阿弥道清(2代)、幸阿弥宗金(3代)、幸阿弥宗正(4代)、幸阿弥宗伯(5代)、幸阿弥長清(6代)、幸阿弥長晏(7代)、幸阿弥長善(8代)、幸阿弥長法(9代)、幸阿弥長重(10代)、幸阿弥長房(11代)、幸阿弥長救(12代)、幸阿弥正峰(13代)


幸阿弥派
幸阿弥忠光、幸阿弥新三郎


参考文献:漆芸事典(光芸出版)、骨董「緑青」Vol.25(マリア書房)

常憲院時代もの

元禄年間(1688〜1704)を中心に作られた、伝統技術を駆使した豪奢な蒔絵。元禄年間は五代将軍綱吉の時代であり、院号にちなんで常憲院時代ものといわれている。金銀を多量に使用して技巧の限りを尽した精密な蒔絵が作られた。幸阿弥派と五十嵐派を中心に、古満休意、山田常嘉、塩見政誠などが活躍した。


参考文献:漆芸事典(光芸出版)

幸阿弥長重の作品

初音蒔絵手箱(はつねまきえてばこ)

幸阿弥をはじめ美術品(古美術品・骨董品・絵画など)の公正な価値を知りたい方は、内閣府認定・公益財団法人頌古会の無料鑑定をご利用ください

美術品のご売却やご処分をお考えの際には、美術品の正確な価値を知る必要があります。しかし、その価値が常に公正に示されているとは限りません。内閣府認定・公益財団法人頌古会では、愛好家の皆様の一つ一つの美術品の価値を守ることこそが「公益財団法人としての重要な責務」であると考え、美術品・古美術品・骨董品・絵画などの鑑定を無料で実施しております。

当財団の鑑定業務は、それぞれの専門分野から選別された熟練の「美術品評価鑑定士」「美術品鑑定士」「美術鑑定士」により構成される「鑑定評価委員会」が担っております。鑑定実績は、内閣府、最高裁判所、財務省、外務省、防衛省、国税庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、国会図書館、地方公共団体など多岐にわたり、鑑定や評価に対しては「明確で公正」であると各方面よりご評価を頂戴しております。

その他、美術品のご売却やご処分、保存や管理なども、お気軽にお問合せください。

※出張鑑定、鑑定済証書の発行、鑑定評価書発行などは別途費用が必要となります。詳しくは「評価/鑑定の詳細」をご覧ください。

公益財団法人 頌古会


〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町25-4 ハリレラハウス201号室

Copyright © 公益財団法人頌古会. All rights reserved.