摂津国の初代梶川貞巖が天保3年に五代将軍綱吉に召し出され、印籠や蒔絵御用をつとめて以来、代々将軍家の御納戸頭支配御用蒔絵師となる。作品には「梶川作」と「栄」の壺型印を添えたものが多く見られる。
梶川家
梶川貞観巖(初代)、梶川彦兵衛(二代)、梶川彦兵衛(三代)、梶川長次郎(四代)、梶川長次郎(五代)、梶川長次郎(六代)、梶川清左衛門(七代)、梶川清左衛門(八代)、梶川市五郎(九代)、梶川清左衛門(十代)、梶川徳三郎(十一代)、梶川鉦太郎(十二代)
梶川派
梶川久次郎、梶川彰信、梶川一房斎、梶川胡柳斎、梶川松翠、梶川高房、梶川忠純、梶川常定、梶川常壽、梶川常正、梶川桃秀、梶川久高、梶川英隆、梶川文蔵
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