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木竹工・七宝・截金・撥鏤(内閣府認定・公益財団法人頌古会による美術品の鑑定項目)

木工/竹工 

我が国では、豊富な樹木や竹を素材として、古来より多様な器物を作ってきました。木工の素材としては紫檀・鉄刀木などの外材、欅・黒柿・桑・檜・桐などの内地材が使用され、技法は指物・挽物・刳物・曲物・彫物などに大別されます。竹工の素材としては真竹・斑竹などの種類があり、技法は編組・丸竹・彫物などに大別されます。

主な作家 記載が無い作家も鑑定可能です

  • # 秋山逸生

  • # 飯塚琅玕斎

  • # 生野祥雲斎

  • # 稲木東千里

  • # 仰木政斎

  • # 大島一畝

  • # 太田芝山

  • # 大野昭和斎

  • # 木内省古

  • # 木内半古

  • # 黒田辰秋

  • # 田辺竹雲斎

  • # 灰外 達夫

  • # 早川尚古斎

  • # 林尚月斎

  • # 氷見晃堂

  • # 前田竹房斎

  • # 横山一夢

七宝 

我が国の七宝は、梶常吉が独学で七宝の技法を解明し「近代七宝」が始まって以降、尾張地方で盛んに制作されるようになりました。明治時代に入ると、透明度の高い釉薬が開発され、並河靖之や涛川惣介等の活躍により、1900年のパリ万国博覧会では世界からの賞賛を受け、日本独自の美術工芸品にまで高められました。

主な作家 記載が無い作家も鑑定可能です

  • # 梶常吉

  • # 梶佐太郎

  • # 粂野締太郎

  • # 竹内忠兵衛

  • # 田中朝吉

  • # 濤川惣助

  • # 並河靖之

  • # 吉田直重

  • # 吉田長重

截金 

江里朋子 截金鞠香合

截金は、金箔や銀箔を細い線や三角や四角、あるいは眉型や円形など細かく切り、これらを貼って文様を表す技法。この技法の源流は中国にあり、仏教文化の渡来によって伝播され、主に仏像や仏画の分野において発展してきました。近年では工芸作品への応用が図られるようになり、優れた芸術的効果をあげています。

主な作家 記載が無い作家も鑑定可能です

  • # 江里佐代子

  • # 斉田梅亭

  • # 西出大三

撥鏤 

撥鏤は、成形した象牙の表面を染料で紅・紺・緑などに染め、その上から撥ね彫りで文様を表す技法。硬く密度のつんだ最良の部分のみを使用するため、一尺程度が大きさの限度となり、極めて微細な文様の小品となります。倉院宝物にはこの技法が施された撥鏤作品が数多く収蔵されています。撥鏤技法は奈良時代を最後にわが国では行われなくなり(中国においても唐代が最後となった)、千年以上にわたってその技法は途絶えてしまいましたが、明治時代、吉田立斎らの尽力により撥鏤技法が復元されました。

主な作家 記載が無い作家も鑑定可能です

  • # 吉田文之

美術品(古美術品・骨董品・絵画など)の公正な価値を知りたい方は、内閣府認定・公益財団法人頌古会の無料鑑定をご利用ください

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当財団の鑑定業務は、それぞれの専門分野から選別された熟練の「美術品評価鑑定士」「美術品鑑定士」「美術鑑定士」により構成される「鑑定評価委員会」が担っております。鑑定実績は、内閣府、最高裁判所、財務省、外務省、防衛省、国税庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、国会図書館、地方公共団体など多岐にわたり、鑑定や評価に対しては「明確で公正」であると各方面よりご評価を頂戴しております。

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※出張鑑定、鑑定済証書の発行、鑑定評価書発行などは別途費用が必要となります。詳しくは「評価/鑑定の詳細」をご覧ください。

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