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五十嵐(いがらし)

五十嵐家

室町時代から江戸時代にかけて、幸阿弥家と共に漆芸界の二大流派とされた家系。初代信斎は、幸阿弥道長とともに足利義政に仕え、二代甫斎は豊臣秀吉に仕え、三代道甫同甫は加賀藩主前田利常に招かれて加賀に赴き、加賀蒔絵の基礎を築いた。

五十嵐家
五十嵐信斎(初代)、五十嵐甫斎(二代)、五十嵐道甫(三代)、五十嵐喜三郎道甫(四代)


五十嵐派
五十嵐太兵衛(いがらしたへえ)、五十嵐隋甫(いがらしずいほ)


参考文献:漆芸事典(光芸出版)、骨董「緑青」Vol.25(マリア書房)

常憲院時代もの

元禄年間(1688〜1704)を中心に作られた、伝統技術を駆使した豪奢な蒔絵。元禄年間は五代将軍綱吉の時代であり、院号にちなんで常憲院時代ものといわれている。金銀を多量に使用して技巧の限りを尽した精密な蒔絵が作られた。幸阿弥派と五十嵐派を中心に、古満休意、山田常嘉、塩見政誠などが活躍した。


参考文献:漆芸事典(光芸出版)

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