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歴史

頌古会の創立の礎は、六夢庵玉木宗高(本名:玉木タカ1880〜1976)の茶人としてのたゆまぬ研鑽にあります。

宗高は新潟県長岡に生まれ、城下町の大名茶石洲流の影響を受けつつ、県下三条の玉木善作に嫁ぎ、町人茶の宗循流に親しみました。

玉木家は当主が善作の名跡を継ぐ名家で、先代善作は長女直(なお)の将来を日本女子大学創設者成瀬仁蔵に託し、直は1904年家政学部第1回生として日女大を卒業すると、母校の教授となり、同期生で後に同大学の学長となった井上秀(ひで)、大楕広(ひろ)と直の兄嫁宗高は親交を結ぶようになり、1922年夫を亡くした宗高は家督を義弟に譲り、東京に出、以後茶道で身を立てる志を堅めました。

宗高の茶は教育には宗偏流を教授しましたが、流派を超えたものであり、信仰に近いと知った親友大橋広は、宗高の画像に「茶の道、人の道、仏の道」の賛を寄せました。

1940年日女大学川崎市内西生田校舎の完成に伴い、宗高は茶道教授として招かれ、付設した茶室龍吟亭、都内目白校舎の旧称静雲・女子高等教育にご関心の深かった貞明皇太后(大正天皇后)、高松宮妃、三笠宮妃、皇族、華族、内外貴顕諸家の日女大ご来臨に際し、ご献茶の奉仕されました。

貞明皇太后ご逝去一年忌の大宮御所での記念献茶式には、宗高はすべての茶器類を新調、ご奉仕に誠を捧げたと「桜楓会新報」は伝えております。

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