漆芸家(1872~1933)
名工と名を馳せた植松抱民(漆芸家)の長男。通称彌太郎。号は当初「抱美」、後に「包美」。蒔絵を父の抱民に学び、図案を岸光景に学ぶ。尾形光琳、原羊遊斎に私淑する。明治末から昭和初期にかけて活躍し、赤塚自得とともに昭和初期の漆工会で双璧を成した。昭和8年没。初期は「抱美」銘、後に「包美」銘。
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